限定検証
対象の業務・問い・資料・利用する方を限って、約束した状態が実現できるかを、実際の案件で確かめる進め方です。検証そのものは目的ではありません。続けるか、直すか、広げるかを、事実をもとに一緒に決めるために行います。
AGREEMENT
最初の打ち合わせで、次の5つを一緒に決め、文書にして責任者の方に確認いただきます。
最初に扱う業務と問い
対象の資料と、その原本の管理者
利用する方・利用の目的・権限
成功として確かめたい状態
途中で止める条件と、ご懸念
STEPS
いま困っている場面と、対象にできそうな業務の候補をうかがいます。
最初に扱う問いと資料、成功とする状態、止める条件を文書にして、責任者の方に確認いただきます。
原本の管理者、利用する方、運用の責任者を決め、資料の版・更新日・機密の区分・保管場所を確認します。
利用の権限、例外が起きたときの確認先、実施の条件、止める権限を決めます。
関係情報と根拠の示し方、更新と例外の扱いを整えたうえで、実際の案件で使います。
効果・品質・統制・更新の手間を、いまの手順と比べて評価し、続ける・直す・広げるを一緒に判断します。
※期間や体制は、対象の部署、資料の利用条件、社内の承認の手順によって変わるため、始める時に一緒に決めます。
CHECK POINTS
| 確かめること | 確かめ方 |
|---|---|
| 必要な情報にたどり着けるか | 答えが分かっている過去の案件で、関連する事例・部品・対策・根拠の文書を拾えるかを照らし合わせます。 |
| 根拠をたどり直せるか | 別の方が、同じ出典や参照箇所にたどり着けるかを確かめます。 |
| 探す時間 | いまの手順で扱った同じような案件と比べます。 |
| 統制 | 合意した権限の外で使われていないか、例外がどれくらい起きたか、承認待ちの時間を確かめます。 |
| 更新の手間 | たまっている件数、更新の遅れ、確認にかかった時間を確かめます。 |
※効果の大きさを前もってお約束するものではありません。限定検証の結果だけで、対象外の業務や全社への効果を判断しません。
AI EMPLOYEE
Kneweava AI社員も、広げる前に 1 つの業務で確かめます。対象の業務・問い・資料・利用する方を限り、約束した状態で動くかを、実際の案件で確かめる進め方です。
対象の業務
AI社員に任せる業務を 1 つに限ります。判断が要る場面が多く、いま人への確認が集まっている業務が向いています。
問い
その業務で、AI社員に最初に扱わせる問いや依頼の種類を限ります。
資料
AI社員が参照する資料と、取り出す人の判断の範囲を限ります。資料の原本の管理者を決めます。
利用する方
AI社員の結果を受け取って確認する方を限ります。人に返す境界で回答する方も決めます。
| 確かめること | 確かめ方 |
|---|---|
| 手順どおりに動くか | 決めた手順と確認点にそって、予約した作業が最後まで進むかを、実際の案件で確かめます。 |
| 判断の根拠をたどれるか | 判断が要る場面で、AI社員が何を根拠にしたかを、別の方が出典までたどり直せるかを確かめます。 |
| 人に返す境界が働くか | 判断できない場面や、決めておいた境界で、勝手に続行せず人に返しているかを確かめます。 |
| 判断を直したとき | 人が直した判断を足したあと、AI社員の振る舞いがそれにそって変わるかを確かめます。 |
| 人の確認の手間 | いまの手順で扱った同じような業務と比べて、人の確認にかかる時間や回数がどう変わるかを確かめます。 |
終わりは、始める前に合意した「成功として確かめたい状態」と「止める条件」で決めます。確かめた事実を、いまの手順と比べて評価し、続ける・直す・広げるを一緒に決めます。止める条件に当たったときは、その時点で止めます。どの場合も、最終判断は人に残します。期間や体制は、始める時に一緒に決めます。
※効果の大きさを前もってお約束するものではありません。限定検証の結果だけで、対象外の業務や全社への効果を判断しません。人の判断を RAG に載せて AI社員が参照する部分は、お客様ごとに構築するもので、既製の機能ではありません。